

ここはとても大切なポイントなので、読み飛ばさないでください。
残念なことですが、日本で流通しているマカ製品の多くはデータを取らないで販売をされています。
研究データを取得するには膨大な時間と費用がかかりますから、一般的には販売される方がそうした労力をかけることはないのです。
そうした中、最近増えているのは研究論文を流用してしまうケースです。
例えば、ある大学の先生がマカに関する研究論文を発表したとします。
すると、マカを販売している心ない方がその論文を手に入れ、自社のマカと一緒に提供を始めてしまうのです。
もちろん、その会社が取り扱っているマカの研究データではないのですが、製品と一緒に論文が提供されれば多くの場合、その製品のデータだと思ってしまいます。
言うまでもありませんが、これは大きな問題です。
前章でお話したように、マカは栽培や加工の仕方によって品質は大きく変わってしまいます。
いくら論文が付いていても、その論文で使用しているマカと販売されているマカが同じでなければデータの意味はないのです。
大学の先生が書いた論文があると普通は信頼してしまいますが、この講座を読まれたのですから、機会を見て論文で使用されているマカと販売されているマカが同じかを確認してみるとよいでしょう。
重要なポイントであるのと同時に、チェックしてみると以外な気づきがあるかもしれません。

ペルーでパウダー化されたマカは日本へ輸入され、製品に仕上げられます。
日本の加工工場の衛生管理はしっかりしていますから、この部分で神経質になる必要はありません。
ここでお伝えしたい重要なポイントは、どのように加工された形状が自分にとって最適なのかという点です。
加工の形状というのは錠剤・カプセル・顆粒・パウダーといったことです。
あまり意識はしないと思いますが、それぞれの形状には良い点と悪い点があるものです。ここでは、そのポイントをご説明していきます。
[錠剤タイプの良い点・悪い点]
良い点:携帯性や計量性に優れる。
悪い点:100%原料だけで作るのは難しい。
[カプセルタイプの良い点・悪い点]
良い点:携帯性や計量性に優れる。固形化素材が必要ない。
悪い点:現段階ではカプセル原料の信頼性に疑問が残る。
[顆粒タイプの良い点・悪い点]
良い点:携帯性や計量性に優れる。
悪い点:100%原料だけで作るのは難しい。味が残る。
[パウダータイプの良い点・悪い点]
良い点:100%ピュアな原料。
悪い点:携帯性や計量性に劣る。味が残り、喉に詰まる。

ここではマカの1日の摂取量について見ていきます。
前の章でもお話ししましたように、加工をしていないマカを日本に持ち込むことはできません。
多くの場合は錠剤やカプセルに加工したマカの使用になりますから、そちらを基準に見ていきましょう。
ペルーではマカが日常的に食べられていますので、多量の摂取は問題はないと考えられています。また、摂取量に関してはいくつかの論文で基礎的な報告があります。
ある研究では1kgの体重のマウス一日3,000mgまでの摂取であれば12週間、副作用なく摂取できたとの報告がありますのでこの分量は一つの目安となるでしょう。
その他、いくつかの論文を見てみると1日1,500mgが摂取の目安となっています。
これは、錠剤やカプセルの形状で日常的に摂取できる量でもあります。
栽培法や加工法が適切であればという条件付きですが、1日当たりの分量は1,500mgを目安に摂取するとよいでしょう。
錠剤タイプは通常、1粒300mg中マカが200mg含まれていますから1日7~8粒が目安です。
カプセルタイプは通常、1粒200mg中マカはそのまま200mg含まれていますから同様に1日7~8粒を摂取してください。
ただし分量は製品によって異なるので事前にチェックしていただけたらと思います。
1日の摂取量の目安は1,500mg。製品ごとに含有量は違います。

